占星術
黄道星座
こうどうせいざ意味
黄道星座は、太陽の見かけの通り道である黄道が横切る、国際天文学連合(IAU)定義の星座領域です。各領域の幅は異なり、黄道は一般に黄道十二星座と呼ばれる十二領域のほか、へびつかい座の領域も通ります。
解説
現代天文学の星座は、境界で区切られた空の領域です。星を結んだ線や絵柄は資料ごとの表現に当たります。IAUは全天を88の星座領域へ分けているため、ある天体がどの星座にあるかは、その座標がどの境界内へ入るかで決まります。黄道星座は、その88領域のうち黄道と重なる一群です。
黄道に沿う各星座領域の幅は異なるので、太陽が通過する日数も星座ごとに変わります。へびつかい座の領域は、さそり座といて座の間で黄道を横切ります。これはIAU境界に基づく天文学上の分類です。十二サインの数は、360度を十二等分する占星術の規則から決まります。
占星術の十二サインは、黄道360度を30度ずつに分けた座標区分です。名称は黄道付近の星座に由来しますが、現在のIAU星座境界とサイン境界は別々に定義されます。同じ瞬間の太陽にも、IAU境界から求めた星座名と、採用する黄道方式から求めたサイン名をそれぞれ付けられます。
サイン境界の決め方も黄道方式によって異なります。トロピカル黄道の基準は春分点で、ここが牡羊座0度です。サイデリアル黄道は恒星側の基準を用い、両方式の原点の差をアヤナーンシャという角度で表します。一方、天文学で星座領域を判定する基準は、天体座標とIAUの境界です。サインに性格や出来事の意味を割り当てることは占術上の解釈であり、星座領域という観測上の分類とは区別されます。