象徴
七金属
ななきんぞく意味
七金属は、金、銀、水銀、銅、鉄、錫、鉛を、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星へ一対一に対応させた錬金術・占星術の体系です。組み合わせは太陽―金、月―銀、水星―水銀、金星―銅、火星―鉄、木星―錫、土星―鉛となります。
解説
ここでいう七天体は、古代・中世に地上から位置の変化を追った天体で、太陽と月も一組に入ります。ゲティ研究所の記号表では、各天体と金属が同じ記号を共有し、材料や処方を短く記す語彙として使われました。アラビア語圏の錬金術書でも、月が銀、太陽が金というように、惑星名が金属名の代わりに現れます。
この対応を象徴として読む時は、金属の色や加工性と、神話・天体図像を一組ずつ比較します。たとえば1575年のドローヌの版画では、太陽の記号が金、土星の記号が鉛の化学記号を兼ねています。これは歴史上の記号体系です。天体から金属への物理的作用は、現代の材料科学と天文学の検証対象として分けます。