象徴
月の銀
つきのぎん意味
月の銀は、近世ヨーロッパの錬金術・占星術で、七金属の銀を七天体の月に対応させた名称です。文献ではラテン語のLuna(月)や三日月記号が、銀を示す材料名・略号としても使われました。
解説
ゲティ研究所の記号表では、月と銀が一組に置かれています。銀は可視光をよく反射する金属ですが、この物性と月との歴史的対応は別の層です。資料を読む時は、三日月記号が天体の月か、材料の銀かを周囲の処方から見分けます。
満ち欠けを繰り返し、太陽光を反射して見える月と、可視光をよく反射する銀の性質から、状況の変化を記録し、受け取った情報を自分の言葉で返す象徴へ広げられます。これは観察事実から導く現代の読みです。感情や体調の周期は、日付、睡眠、出来事など本人の記録から確かめます。