占星術
近点月
きんてんげつ意味
近点月は、月が地球へ最も近づく軌道上の点「近地点」を通過してから、次の近地点を通過するまでの周期です。平均は約27.55日ですが、太陽の重力によって月の軌道が揺れるため、実際の長さは毎回同じではありません。
解説
恒星を基準に月が一周する恒星月は約27.32日です。近点月が約0.23日長いのは、近地点と遠地点を結ぶ軌道の長軸自体が月の公転方向へ移動し、月が次の近地点へ達するまでに少し余分に進むためです。この長軸は恒星に対して約8.85年で一周します。
近地点付近では地球と月の距離が短くなり、月の視直径、つまり見かけの大きさが増します。ただし、近点月は月相が一巡する朔望月とは別の周期なので、新月や満月が毎回近地点で起こるわけではありません。占星術で月の遠近を補助要素に使う場合は、天体暦で日時と距離を確かめ、採用する計算法も明記します。