占星術

上弦

じょうげん

意味

上弦は、朔のあとに月と太陽の視黄経の差が90度になる瞬間です。視黄経は天体の位置を黄道に沿って表す角度で、上弦の頃には月の西側半分が照らされた半月に見えます。

解説

上弦の頃の月は昼頃に東から昇り、日の入りの頃に南の空へ来て、真夜中頃に西へ沈みます。青空の中でも見つけやすく、日没後は西の空へ移っていく半月です。出入りの時刻や月の傾きは、観測する日と場所によって変わります。

「上弦」の名は、半月を弓に見立て、西へ沈む時に弦の側が上になる姿に結び付けて説明されます。占星術では、朔で始めたことを調整し、満月までに何を進めるかを考える節目と解釈します。これは太陽と月の角度で定める天文学上の定義とは別の意味づけです。