占星術

望

ぼう

意味

望は、地球から見た月と太陽の視黄経の差が180度になる瞬間です。視黄経は天体の位置を黄道に沿って表す角度で、望の頃には月の地球向きの面がほぼ全面照らされ、満月に見えます。

解説

望の頃の月は、日の入りの頃に東から昇り、真夜中に南の空を通って、日の出の頃に西へ沈みます。望は計算で定める一つの瞬間ですが、肉眼ではその前後も丸い月に見えるため、観察した時刻と望の時刻が一致するとは限りません。

月食は望の頃にだけ起こります。ただし、月の軌道である白道は太陽の通り道である黄道に対して傾いているため、満月のたびに月が地球の影へ入るわけではありません。占星術で満月図を作る場合は望の時刻を使います。計画の成果を確かめ、関係の対立点を見直す時期という読みは、占術上の解釈です。