占星術
下弦
かげん意味
下弦は、望のあとに月と太陽の視黄経の差が270度になる瞬間です。視黄経は、地球から見た天体の位置を黄道に沿って表す角度です。下弦の頃には、地球から見える月の面の約半分が明るい半月となり、望から朔へ向けて欠けていきます。
解説
下弦の頃の月は真夜中頃に東から昇り、日の出の頃に南の空を通って、昼頃に西へ沈みます。上弦と同じ半月でも、見やすい時間帯は主に深夜から午前です。実際の出入りの時刻や月の傾きには、観測する日と場所によって違いが生じます。
「下弦」の名は、半月を弓に見立て、西へ沈む時に弦の側が下になる姿に結び付けて説明されます。占星術では、望の頃に明らかになった成果や課題を整理し、次の朔へ向けて続けるものと手放すものを分ける節目と読むことがあります。これは天文学上の定義とは別の意味づけです。