象徴
ポンプ座
ぽんぷざ 別名:Antlia・Ant・Air Pump意味
ポンプ座は、空気ポンプを図柄とする南天のIAU星座です。18世紀にラカイユが南天星図へ加えた星座の一つで、現在の学名はAntlia、略符はAntです。
解説
ラカイユは1750年代に南天の星を観測し、実験科学や工芸に使う器具を題材とした14の星座を設けました。ポンプ座の原名はフランス語で「空気ポンプ」を意味するLa Machine Pneumatiqueで、のちにラテン語のAntlia Pneumaticaとされました。空気ポンプは、容器から空気を抜いて真空に近い環境を作り、気体の性質を調べる実験に使われた器具です。
IAUは、星座を境界で区切られた空の領域として定義しています。星を結ぶ絵には複数の描き方がありますが、天体がどの星座に属するかは境界で決まります。ポンプ座の面積は約239平方度で、国立天文台の一覧では、東京で20時に星座の中心が子午線を通る目安は4月中旬です。南の低い空に位置し、明るい星が乏しいため、観察には開けた南の地平線と暗い空が向いています。
ポンプ座の由来は、18世紀の科学器具です。圧力を下げる、不要なものを抜く、実験条件を整えるといった占星術上の意味は、器具の機能から作る現代的な連想に当たります。天文学で星座名が示すのはIAUの領域であり、相談で用いる象徴は採用する占術の説明に基づきます。