象徴
ふうちょう座
ふうちょうざ 別名:Apus・Aps・Bird of Paradise意味
ふうちょう座は、極楽鳥を表す南天の星座です。学名はApus、略符はApsで、国際天文学連合(IAU)が定めた天の南極に近い領域を指します。
解説
星座の成立は大航海時代です。南天を観測した航海者ペーテル・ケイセルらの記録をもとに、ヨハン・バイエルは1603年の『ウラノメトリア』へ極楽鳥の図を収めました。古代ギリシャの48星座より後に加わった、近世の星座です。
極楽鳥はニューギニアなどに生息する鳥です。初期にヨーロッパへ届いた標本は翼や足が外されており、空中を漂い続ける鳥という伝説が生まれました。実在の極楽鳥には足と翼があり、この伝説は標本の状態から生じた誤解です。
IAUが定めるのは星座の境界です。極楽鳥の絵や星の結び方は星図ごとに異なります。占術で自由、上昇、地上の制約からの解放へ結び付ける場合、その意味は極楽鳥の図像と近世の伝説から広げた現代的な解釈です。