象徴
カメレオン座
かめれおんざ 別名:Chamaeleon・Cha・Chameleon意味
カメレオン座は、カメレオンを表す天の南極近くの星座です。学名はChamaeleon、略符はChaで、国際天文学連合(IAU)が境界を定めた面積約132平方度の領域を指します。
解説
カメレオン座が星図へ加わったのは、大航海時代に南天観測が進んだ時期です。1595年から1598年の航海ではペーテル・ケイセルが観測を主導し、フレデリック・デ・ハウトマンが記録を持ち帰りました。プランシウスは観測された星々を12の新しい星座へまとめ、その一つが1603年のバイエル『ウラノメトリア』に収められます。研究資料によって考案者の表記が異なるため、観測、図像化、出版の役割を分けて読むと成立過程を追いやすくなります。
バイエルの南天図では、カメレオンが隣のハエへ舌を伸ばす構図が描かれました。はえ座との関係は、同じ星図の中で作られたこの場面に由来します。現代の星座では、どの天体がカメレオン座に属するかはIAUの境界で決まり、動物の輪郭や星を結ぶ線は星図ごとに変わります。
カメレオン座は、古代ギリシャの48星座より後に加わった近世の星座です。占術で環境への適応や周囲への反応を読む場合、その意味はカメレオンの動物像から広げた現代的な連想に当たります。成立史と象徴を別々に示すと、どの根拠から意味を取ったかが明確になります。