神話

いるか座

いるかざ 別名:Delphinus・Del・Dolphin

意味

いるか座は、わし座の近くで、四つの星がひし形を作る北天の星座です。そのそばには尾のような星が続きます。現在の天文学では、この星の並びを含む境界内の天域を指します。

解説

偽ヒュギヌスは、音楽家アリオンを救ったイルカの物語を記しています。船員たちに財産を奪われ海へ落とされそうになったアリオンが竪琴を弾くと、集まったイルカの一頭が彼をテナロン岬まで運びました。この救出を記念してイルカが星空に置かれたという話です。

同じ資料には、ポセイドンと結婚するようアムピトリテを説得したイルカなど、別の由来もあります。いるか座を一人の登場人物へ固定できる古典神話ではありません。占星術で救援や仲介へ結び付ける場合は、こうした物語から生まれた解釈と、星座の位置を分けて考えます。