神話

や座

やざ 別名:Sagitta・Sge・Arrow

意味

や座は、夏の天の川にある小型のIAU星座です。ラテン語名Sagittaは「矢」を意味し、古代から矢の姿として記録されてきました。わし座とこぎつね座の間に位置します。

解説

アラトスの『ファイノメナ』は、弓を伴わない矢が、はくちょう座とわし座の近くにあると記しました。なぜ空に置かれた矢なのかについては一つの物語に定まりません。偽ヒュギヌスは、ヘラクレスがプロメテウスを苦しめる鷲を射た矢とする説と、アポロンがキュクロプスを討った矢とする説を紹介しています。

や座の天域には、球状星団M71があります。球状星団とは、重力でまとまった多数の古い星の集団です。NASAはM71を地球から約1万3000光年離れた天体と説明しています。占術で矢を目標や方向へ結び付ける場合は、採用する古典伝承とチャート上の恒星や位置を明示すると、連想と配置の根拠が混ざりません。