神話
わし座
わしざ 別名:Aquila・Aql・Eagle意味
わし座は、アルタイルを最も明るい星とする、夏の天の川沿いの星座です。アルタイルはベガ、デネブと夏の大三角を作り、日本の七夕伝説では彦星に当てられます。
解説
わし座は古代から知られた星座で、ギリシャ・ローマの資料ではゼウスに関わる鷲とされました。偽ヒギヌスの『天文詩』には、ガニュメデスを運んだ鷲とする説や、ゼウスがティタン神族と戦う前に見た吉兆の鷲とする説が併記されています。そのため、わし座の神話を一つに限ることはできません。
現代の天文学で星座とは、地球から見た天球上の領域です。一方、アルタイルを彦星とする七夕伝説は東アジアの伝承であり、ゼウスの鷲とする古典神話とは成立した文化圏が異なります。占星術でアルタイルを参照する時も、この二つを同じ起源の意味として混ぜず、どの伝承に基づく解釈かを区別します。