神話
へびつかい座
へびつかいざ 別名:Ophiuchus・Oph・Serpent Bearer意味
へびつかい座は、へび座の頭部と尾部の間にあり、太陽の見かけの通り道が横切る大型の星座です。IAUが定める天域としての星座と、西洋占星術の十二サインは別の区分です。
解説
アラトスの『ファイノメナ』は、人物が両手で蛇を持ち、さそり座の上に立つ姿を記しています。現代の星座区分では、蛇はへび座として独立し、その頭部と尾部の間にへびつかい座が入ります。太陽の見かけの通り道がこの天域を横切るため、天文学上は黄道にある星座の一つです。一方、西洋占星術の十二サインは、春分点から黄道を30度ずつ区切る体系であり、IAU星座の大きさや境界とは一致しません。
蛇を持つ人物の名は、古典資料でも一つに定まりません。偽ヒュギヌスはカルナボン、フォルバス、アスクレピオスなど複数の説を記しました。アスクレピオス説では、蛇が持ってきた薬草で死者を蘇らせたため、蛇とともに星座になったと説明されます。占星術で治癒や再生へ結び付ける場合は、この神話上の連想と医療上の判断を分けます。