占星術
ウヌクアルハイ
うぬくあるはい 別名:Unukalhai・Cor Serpentis・コル・セルペンティス意味
ウヌクアルハイは、へび座α星に付けられた固有名です。見かけの等級は2.63で、約74光年先にある橙色のK型巨星です。へび座の頭部では最も明るく見えます。
解説
巨星とは、中心部で水素を主な燃料とする段階を終え、外層が膨らんだ恒星です。SIMBADはウヌクアルハイをK2型の巨星に分類しています。橙色に見えるのは表面温度に対応する恒星の性質であり、へびの図像や占術上の意味による色ではありません。
Unukalhaiは、アラビア語の'unuq al-hayya(蛇の首)をもとに、近代になって付けられた名です。ラテン語の別名Cor Serpentisも「蛇の心臓」を意味し、どちらも星図上の身体位置を表します。国際天文学連合は2016年、Unukalhaiをへび座α星の固有名として承認しました。
プトレマイオスは、へび座の星々へ土星と火星に似た性質を配しました。固定星占星術で緊張や危機への対処を読む古典的な根拠は、この分類です。蛇の図像から知恵や危険を連想する読みは後世の象徴解釈であり、K型巨星という観測上の分類とは別に考えます。