神話

ほ座

ほざ 別名:Vela・Vel・Sails

意味

ほ座は、古代のアルゴ船の帆に当たる星々を受け継いだ南天のIAU星座です。天の川に重なり、ほ座超新星残骸と、その中心付近にあるほ座パルサーを含みます。

解説

アラトスの『ファイノメナ』は、イアソンのアルゴ船が船尾を前にして進み、舳先から帆柱までは星が少ない一方、船体は明るいと記しました。この記述は船全体を一つの星座として見る古代の姿であり、ほ座だけを説明したものではありません。

18世紀の天文学者ラカイユは、巨大なアルゴ座を船尾のとも座、船底のりゅうこつ座、帆のほ座に整理しました。現在は三つとも独立したIAU星座です。近くのらしんばん座はラカイユが別に新設した星座で、古代アルゴ座の分割部分ではありません。

ほ座超新星残骸は、恒星の爆発で放出された物質が周囲へ広がった天体です。NASAは爆発を約1万2000年前とし、中心に残ったほ座パルサーは一秒間に10回を超えて自転すると説明しています。占星術で帆を進路や推進へ結び付ける場合は、アルゴ船の神話から作る連想と、超新星残骸の物理的な性質を分けます。