神話

とも座

ともざ 別名:Puppis・Pup・Stern

意味

とも座は、古代のアルゴ船の船尾に当たる星々を受け継いだ南天の星座です。天の川に沿って広がり、M46やM47を含みます。日本では3月中旬の宵に南中します。

解説

アラトスの『ファイノメナ』は、イアソンのアルゴ船が船尾を前にして進み、舳先から帆柱までは星が少ない一方、船体は明るいと記しています。とも座の名と範囲は、この巨大な古代アルゴ座に由来します。

18世紀の天文学者ラカイユは、アルゴ座を船尾のとも座、船底のりゅうこつ座、帆のほ座に整理しました。現在は三つとも独立したIAU星座です。近くのらしんばん座はラカイユが航海用コンパスを表して新設した別の星座で、古代アルゴ座の分割部分ではありません。

とも座には、散開星団M46とM47があります。散開星団とは、同じ頃に生まれた星々が比較的ゆるく集まる天体です。M46の手前には惑星状星雲NGC 2438が重なって見えますが、両者は距離が異なり、同じ集団ではありません。占星術で航海や分担へ結び付ける場合は、アルゴ船の神話から作る連想と、星団の物理的な性質を分けます。