占星術

シャルル・メシエ

しゃるるめしえ

意味

シャルル・メシエ(1730–1817)は、フランスの天文学者・彗星捜索者です。彗星と見分けにくい、空の同じ場所にとどまる淡い天体を記録し、メシエカタログを作りました。

解説

メシエは1758年、彗星を追っている途中で、おうし座に雲のような天体を見つけました。翌日以降も背景の星に対して動かなかったため彗星ではないと判断し、のちにM1と呼ばれる「かに星雲」として一覧の最初に置きました。

カタログには、メシエ本人と協力者ピエール・メシャンらの観測に基づく位置と説明が収められています。メシエの生前にまとめられた版は103天体で、20世紀の再検討と追加を経た現在の一覧は110天体です。すべてをメシエ自身が発見したわけではありません。

望遠鏡で淡く広がって見える天体を集めたため、現在の分類では銀河、星雲、散開星団、球状星団など性質の異なる天体が同じカタログに入っています。M1やM31の「M番号」は一覧で天体を識別する番号であり、発見された年代や重要度の順位ではありません。

メシエカタログは、彗星捜索で天体を取り違えないために作られた観測資料です。占星術で個々の天体やM番号へ意味を与える場合、その意味は後世の解釈であり、メシエのカタログそのものに記された占術判断ではありません。