占星術

CCDカメラ

しーしーでぃーかめら

意味

CCDカメラは、CCD(電荷結合素子)に届いた光を電荷へ変え、画素ごとの数値として天体像を記録する装置です。長時間露光で暗い天体を撮影でき、画像の数値から明るさの変化や天体の位置も測定できます。

解説

CCDの受光面は、光を受ける画素を格子状に並べた構造です。露光中は各画素に入った光子に応じて電子が蓄えられ、露光後にその電荷を隣の画素へ順番に送りながら読み出します。電荷をデジタル値へ変換すると、どの位置へどれだけの光が届いたかを画像として解析できます。

長時間露光では、光が当たらなくても熱によって生じる電荷である「暗電流」も増えます。その影響を抑えるため、天文用CCDは素子を冷却する設計です。さらに、光を入れずに撮るダーク画像や、画素ごとの感度差を調べるフラット画像を使い、天体以外に由来する信号を補正します。

同じ天体を繰り返し撮れば変光星の明るさの推移を比較でき、星を基準に画像上の座標を測れば小天体の位置も求められます。CCDカメラが記録するのは光の量と位置であり、出生図は天体暦に収められた位置データから計算するものです。