占星術

対日照

たいにちしょう

意味

対日照は、天球上で太陽の正反対にある反太陽点を中心とした、非常に淡い光のまとまりです。太陽系内の惑星間塵が太陽光を観測者の方向へ散乱するため、黄道光の帯の一部が反太陽点付近でわずかに明るく見えます。

解説

反太陽点は太陽から180度離れた位置にあり、真夜中ごろにその日の最も高い位置へ来ますが、実際の高度は観測地の緯度と季節によって変わります。対日照は広い範囲へ輪郭のはっきりしない形で広がるため、肉眼での判別が難しい光です。観察には月明かりや光害が少なく、透明度の高い空を選ぶ必要があります。天の川と重なる時期は、対日照の光を見分けにくくなります。

黄道光は惑星間塵が作る広い光の帯、対日照はそのうち反太陽点を中心に明るく見える部分です。占星術では、二つの天体や感受点が約180度離れる配置をオポジションと呼びます。対日照を生むのは、惑星間塵による太陽光の散乱です。方向が共通するだけで、両者の成り立ちや意味は異なります。