占星術
ルクバト
るくばと 別名:Rukbat意味
ルクバトは、いて座α星に付けられた固有名です。見かけの等級は3.96で、約180光年先にある青白いB型主系列星です。古い星図では射手の膝に置かれます。
解説
スペクトル型はB8 Vです。B8は表面温度が高く青白く見えること、Vは中心部で水素を燃やす主系列星であることを表します。日本からは夏の南寄りの空に見えますが、いて座α星という符号は明るさの順位を保証するものではありません。
Rukbatは、アラビア語の「射手の膝」に当たるrukbat al-ramiを短くした名です。国際天文学連合は2016年、いて座α星の固有名として承認しました。星名が示す膝は、古い星図で射手の身体に置かれた位置を伝えています。
プトレマイオスは、いて座の足にある星々へ木星と土星の性質を配しました。固定星占星術でルクバトを読む場合は、射手の膝という星名とこの古典分類が象徴の根拠になります。距離、等級、スペクトル型は観測で確かめられた性質であり、占星術上の意味とは分けて考えます。