占い

定気法

ていきほう

意味

定気法は、太陽の視黄経が十五度ずつ進む瞬間を、二十四節気の境とする定め方です。視黄経は、地球から見た太陽の黄道上の位置を角度で表した値で、春分を零度とします。

解説

一年の時間を二十四等分する平気法に対し、定気法の基準は太陽の位置です。地球の公転軌道が楕円なので、太陽の見かけの進み方には一年を通じて速い時期と遅い時期が生じます。その速度差に応じて、隣り合う節気の間隔も約十四日から十六日の範囲で変化します。

中国では一六四五年に頒行された時憲暦が定気法を採用し、日本では天保暦から用いられました。現在の暦要項でも、立春や春分などは太陽の視黄経が定められた値になる時刻として示されます。

四柱推命や九星気学では、この方法で求めた節入り時刻を月の境として利用する場合があります。占術が借りるのは、太陽黄経を基に天文計算で定めた時刻です。吉凶は、占術側がその区切りへ加える解釈に当たります。節入り付近では数時間の差で月の区分が変わり得るため、換算には日付、時刻、標準時の三点が必要です。