占い

旧暦

きゅうれき

意味

旧暦は、日本で明治改暦より前に用いられた太陰太陽暦、とりわけ最後の天保暦を指す通称です。月の満ち欠けで日と月を組み、二十四節気で季節との関係を整えます。現在の日本で公用されるグレゴリオ暦とは、月の始まりも年の日数も異なります。

解説

旧暦の各月は、朔を含む日から始まり、次の朔の前日まで続きます。一か月は二十九日か三十日です。十二か月では太陽年より約十一日短くなるため、約十九年に七回の割合で閏月を加え、月名と季節のずれを調整します。

月名を決める手掛かりが、二十四節気のうち雨水、春分などの中気です。基本となる配置では、雨水を含む月を一月、春分を含む月を二月とします。定気法では一つの月に中気が二つ入る場合もあり、「中気を含まない月が必ずそのまま閏月になる」という一則だけでは月名が決まらない年があります。旧暦2033年問題は、その例です。

日本では天保暦が一八四四年から一八七二年まで使われ、明治六年一月一日から太陽暦へ切り替わりました。天保暦の廃止に伴い、その手順に基づく公的な推算と公表も終了しています。現在見かける旧暦日は、現代天文学による朔や二十四節気を基に組み立てた日付なので、歴史資料の換算や占術の計算では採用した規則と時刻基準をそろえます。