占い
平気法
へいきほう 別名:恒気法・常気法意味
平気法は、一年の長さを時間で二十四等分し、ほぼ一定の間隔で二十四節気を置く暦法です。一気の長さは約十五・二日になります。太陽の視黄経を十五度ずつ区切る定気法とは、節気を決める基準が異なります。
解説
平気法では、各節気から次の節気までの時間がそろいます。二つおきに並ぶ中気の間隔も約三十・四日で一定です。この規則性は、月の初日を朔で決め、中気によって月名や閏月を整える太陰太陽暦にとって扱いやすいものでした。
地球の公転速度は一年を通じて変化するため、等しい時間と等しい角度では節気の日時に差が生じます。冬至で両方式をそろえて比べると、平気法と定気法の春分や秋分は約二日ずれる場合があります。当時は日食や月の満ち欠けの計算に実際の太陽運動を反映しており、両方式の違いも知られていました。節気に一定間隔を採ったのは暦法上の選択です。
日本では寛政暦まで平気法が使われ、天保暦から定気法へ移りました。古い暦や史料の節気を読む時は、対象の暦がどちらの方式を採るかを先に確かめます。占術が節気を月や年の境に使う場合も、日時の算出は暦法上の手順であり、運勢の意味づけはその後に加わる解釈です。