占い

囚の五行

しゅうのごぎょう 別名:囚・季節の囚・confined phase

意味

囚の五行は、ある季節に旺となる五行を剋す側にあり、その時季には力を発揮しにくいとされる五行です。春なら木が旺となり、木を剋す金が囚に当たります。ここでの「囚」は季節上の位置を表す命理用語です。

解説

囚を求める時は、最初にその季節を担う旺の五行を定めます。次に、旺の五行を剋す行を五行相剋の循環から探します。春は木に対する金、夏は火に対する水、季夏は土に対する木、秋は金に対する火、冬は水に対する土が囚です。季節が変われば、囚へ入る五行も移ります。

『五行大義』の四時休王は、春を木旺・火相・水休・金囚・土死と配しています。夏、季夏、秋、冬にも同じ規則を巡らせ、当令の五行を剋す側を囚へ置きました。『三命通会』巻二は春の金について、火の助けを得た木に作用を阻まれるため囚になるという説明を伝えています。

この分類が示すのは、五行同士の関係と季節を組み合わせた相対的な勢いです。「囚」が指す範囲は、採用した季節配当の中で五行が占める位置に限られます。本人の自由、社会制度上の制約、仕事、契約、健康などは、予定表、契約条件、検査結果といった相談内容に対応する事実から確かめます。

四柱推命では、月支から月令を定めたうえで、命式のどの五行が囚に当たるかを特定します。続く確認項目は、天干への透出、地支への通根、ほかの行から受ける相生です。さらに合と相剋を加え、季節判断の一項目である囚が命式全体の中でどの程度働くかを読み取ります。

タロットと組み合わせる場合、カードに描かれた物、色、人物の向き、展開上の位置は図像から記録できる事実です。図像を五行へ配し、さらに相談時の季節から囚の位置を重ねる段階は占術上の解釈に当たります。いま働きにくい要素には、別の支えや時期の調整があるでしょうか?図像、五行配当、季節判断を順に示すと、読みの根拠を追いやすくなります。