哲学・心理

目的論的解釈

もくてきろんてきかいしゃく

意味

目的論的解釈は、心的な出来事を過去の原因だけへ戻さず、現在の状態が何へ向かい、今後どんな適応や選択につながるかから考える方法です。未来を予言する手順ではありません。

解説

ユングは、幼少期や過去の出来事から現在を説明する因果的・還元的な見方に加え、心が向かう目標や発達の可能性を検討する見方を示しました。二つの見方は、相談の状況に応じて併用できます。

カードの象徴から目的論的に考える時は、「この反応は何を準備しようとしているか」「次の選択肢を広げるには何が要るか」と問いを具体化します。カードが未来を保証すると断定せず、現実の条件と本人の判断へ戻します。