哲学・心理

省略法

しょうりゃくほう

意味

省略法は、物語内では時間が経過しているのに、その期間や出来事を詳しく語らず次の場面へ進む時間技法です。「三年後」のように経過を示す形と、場面が変わるだけで経過を読者に委ねる形があります。

解説

ジュネットは省略を語りの持続の一類型として分類し、どれほどの物語時間を飛ばすか、本文でその長さが示されているかを分析しました。省略は、物語を進めるために期間や出来事を配置から外す操作です。

相談の語りに空白の時期がある時は、話せる範囲を尊重し、判断に必要な日時、継続した条件、変化した出来事を尋ねます。カードは、空白の期間へ言葉を向ける入口です。そこで得られた話は、相談者の経験と記録に照らして整理します。