哲学・心理

語りの持続

かたりのじぞく

意味

語りの持続は、物語内で経過する時間と、それを文章や映像で示す長さの関係です。長い期間を短くまとめる要約、会話を細かく見せる場面、説明で物語内の時間を止める休止、時間だけが進む省略を区別します。

解説

ジュネットは、物語時間と語りの長さのずれを、物語のテンポを読む手掛かりにしました。例えば「数年が過ぎた」で数年を数語に縮める一方、短い会話に多くの紙幅を使えば、その場面は長く感じられます。

スプレッドで時間を考える時は、現実の期間を開始日・終了日・繰り返しの回数など、相談者の記録で整理します。カードの配置は、時間の受け取り方を考える補助にします。