石

天青石

てんせいせき 別名:Celestine・Celestite

意味

天青石は、化学式SrSO4で表される斜方晶系の硫酸塩鉱物です。無色、白色、淡青色などを示し、堆積岩、炭酸塩岩の空洞、熱水脈などで生じる、ストロンチウムの主要な鉱石として知られます。

解説

天青石は英語でcelestineまたはcelestiteと呼ばれ、ストロンチウムと硫酸イオンからなります。重晶石も同じ硫酸塩グループに属しますが、こちらはバリウムを主成分とするBaSO4です。化学式のSrとBaの違いは、見た目が似た結晶を区別する際の重要な点になります。ストロンチウムを実用的に回収できる鉱物には天青石とストロンチアナイトがあり、天青石は大きな堆積鉱床でより多く見つかります。

天青石の典型的な淡青色は名称の由来にもなりましたが、無色、白色、淡い緑、桃色、褐色などの標本もあります。板状、柱状、繊維状、粒状の集合など結晶の見え方にも幅があります。完全な劈開、比重、結晶形は同定の手掛かりですが、色だけから天青石と決めることはできません。

地下水や地層中の塩水がストロンチウムを運び、炭酸塩岩の割れ目や空洞で成分が析出すると、天青石の結晶が生じることがあります。石灰岩、砂岩、蒸発岩の堆積物で見つかるほか、熱水脈や苦鉄質火山岩に伴う例も報告されています。どの環境で結晶化したかを考える際は、重晶石、方解石、苦灰石、石膏などとの共存関係が手掛かりです。

占いで淡い青を、遠くまで見渡す余地や情報の整理へ重ねる読みは、名称と色彩から生まれる文化的な解釈です。天青石が予知や交信を可能にするという事実とは区別し、実際にはどの情報源と距離を置いて見直すのかを考える比喩として使います。