タロット
ピクトリアル・キー・トゥ・ザ・タロット
ぴくとりあるきーとぅざたろっと 別名:The Pictorial Key to the Tarot意味
『ピクトリアル・キー・トゥ・ザ・タロット』は、A・E・ウェイトがウェイト=スミス版の図像と占術を説明した書籍です。William Rider & Sonから1910年に初版が刊行され、パメラ・コールマン・スミスのデザインによる78点の図版を収めます。
解説
本書は三部構成です。第1部はタロットの歴史と構成、第2部は大アルカナの図像、第3部は小アルカナ、正位置と逆位置の占術上の語義、展開法を説明します。ウェイト=スミス版がカード一式の名称であるのに対し、こちらはウェイトが公開した解説書です。両者を組み合わせると、カードに描かれた形と、著者が与えた意味を対応させられます。
第3部には、同じ数のカードが複数出た場合の語義や、複数の展開法も載っています。ケルト十字法では、相談者または質問の対象を表す「シグニフィケーター」を中央に置き、その上へ10枚を展開します。このため「十枚の方法」は、必要に応じて置く中央の代表札とは別に、10の位置を読む手順です。明確な質問へ答える方法として紹介され、各位置には影響、障害、土台、周囲、見通しなどの役割があります。
本書の歴史説明や人物の分類は、1910年当時の神秘思想と社会的な前提が反映された歴史資料です。現代の相談で参照する時は、該当するカード名と節を示し、図像として見える要素、ウェイトの語義、現在の質問へ当てはめた読みを順に分けます。古い語義を出来事の断定へ直結させると一次資料と現在の判断が混ざるため、選択肢や確認事項へ言い換えてから活用します。