占星術
満月図
まんげつず意味
満月図は、地球中心から見た月の黄道上の経度が太陽より180度先へ達する瞬間に、指定地点のアセンダント(ASC)とハウスを計算したチャートです。満月の瞬間は一つでも、作図地点を変えるとASCとハウスが変わります。
解説
暦に「満月の日」と書かれていても、作図に必要なのは公表された瞬間の時刻です。たとえば15時00分UTCは日本標準時では翌日の0時00分となり、表示日も一日進みます。時刻表の時間尺度がUTC、TTなどのどれかを確かめ、作図ソフトへ入れる前にタイムゾーンと夏時間を換算します。
満月の位相時刻は、地球全体で共有される一つの瞬間です。一方、ASC、上方子午線と黄道が交わるMC、各ハウスは、指定地点の緯度・経度と、その地点での天球の回転時刻を表す地方恒星時から求めるため、東京図とロンドン図では配置が異なります。後から同じ図を再現するには、場所、緯度・経度、ハウス方式に加え、地心位置と観測地点を基準にした地表基準位置のどちらを採用したかの記録も必要です。
月食は、この180度に加えて月が黄道のノード付近を通り、黄緯条件も満たす満月です。占星術では、太陽と月が置かれたサインとハウスの軸をその周期で表面化したテーマに対応させ、他天体とのアスペクトの角度と接触天体の象徴から、新月以後に進展した領域と緊張が残る領域のどちらへ関係するかを検討します。達成、対立、社会的影響の有無は、計画の進捗、当事者の発言、公的記録から判断します。