占い

ホラリー

ほらりー 別名:Horary Astrology

意味

ホラリーは、一つの具体的な質問を占星術師が理解した時刻と場所からチャートを作り、質問に関係する人物や事柄の状況を読む伝統的な占星術です。出生時刻から人生全体を読む出生占星術とは、起点も対象も異なります。

解説

名称はラテン語で「その時間に属する」を意味する horarius に由来し、質問占星術とも呼ばれます。たとえば「なくした品は見つかるか」のように、対象と知りたいことが一つに定まった質問が出発点です。質問が曖昧なまま複数の問題を重ねると、どの人物や事柄をチャートへ割り当てるかも曖昧になります。

伝統的な手順では、質問者をアセンダントと第1ハウスのルーラー、月などで表します。質問の対象は、その事柄を管轄するハウスとルーラーへ割り当てます。なくしたペットなら第6ハウスとその支配星を対象の「表示天体」とする、といった形です。表示天体とは、チャート上で特定の人や物を代表する天体を指します。両者の位置、状態、今後形成するアスペクトなどを順に読み、状況と展開を判断します。

ウィリアム・リリーの1647年刊『Christian Astrology』第2巻は、「あらゆる種類の質問の解決」を掲げ、質問ごとにハウスと表示天体を定める実例を収めています。この方法は歴史を持つ占術の一つで、その判断は天体配置の象徴解釈に基づきます。医療、法律、契約、資産に関わる判断では、占いの結果と切り分け、専門家や公的な情報で根拠を確かめることが必要です。