占星術

平均太陽時

へいきんたいようじ

意味

平均太陽時は、天の赤道上を一定速度で進む仮想の平均太陽を基準に、地点ごとに定める均一な太陽時です。平均太陽の地方時角に12時間を加え、子午線通過を12時とします。

解説

実際の太陽が子午線を通る間隔は、地軸の傾きと地球の楕円軌道の影響で季節ごとに変わります。その変化を一年で平均した平均太陽を使うと、一日を均一な24時間に分けられるためです。日時計が示す真太陽時との差を均時差と呼び、このページの規約では「真太陽時-平均太陽時」で表します。

地方平均太陽時は経度ごとに異なり、東へ15度進むと1時間、1度で4分進みます。たとえば東経135度の地方平均太陽時はグリニッジより9時間先です。同地点の古い記録が地方平均太陽時10時20分なら、経度差の9時間を引いた1時20分が換算上の世界時です。

現在の標準時は、地域ごとに定めたUTCオフセットを同じ時間帯の全地点で使います。経度ごとに値が変わる地方平均太陽時とは別の基準です。古い記録のmean timeやLMTを換算する前に、記録地、当時の法定時、経度、夏時間の有無を特定する必要があります。真太陽時の記録では、均時差による補正が先です。

出生図では、復元した世界時と出生地からASC、MC、ハウスを計算します。経度の符号と時刻基準は、同じ図を再現するための記録条件です。平均太陽時の換算は天文学・時刻制度上の作業であり、算出した配置へ生活上の意味を与える部分が占術上の解釈です。