占星術
タイトアスペクト
たいとあすぺくと意味
タイトアスペクトは、二つの天体や感受点の黄経差が、合の0度やスクエアの90度などの基準角へ近い配置です。基準角との差が小さいことを表し、「何度以内をタイトと呼ぶか」は資料や流派ごとに異なります。
解説
たとえば火星が牡羊座10度、金星が蟹座11度なら、黄経差は91度です。正確なスクエア90度との差が1度なので、スクエアのオーブは1度になります。まず実際の黄経差を求め、対象とする基準角との差を比較します。
アスペクトが成立する上限はオーブ(許容度)で、その範囲内でも基準角へ近い配置をタイトと呼びます。エグザクトは基準角と一致する状態を指すのが厳密な用法です。ただし、1度以内をエグザクトと呼ぶ資料もあり、二つの語が示す範囲は一定ではありません。比較する時は「タイトは1度以内」のように採用値を添えます。
タイトかどうかは、指定時刻における角度差の小ささです。天体が正確な角度へ近づくアプライングか、通過後に離れるセパレーティングかは、速度と運動方向から判定する別の情報になります。逆行や留の近くでは、天体暦を使って次に角度差が縮むかを追い、見かけの前後関係と分けて判定します。
占星術では、近いアスペクトを広い配置より優先して読む方法があります。一方、数値から確定できるのは黄経差、基準角との差、接近・分離の状態です。重要度や出来事への意味づけは占術上の解釈なので、天体、サイン、ハウス、採用オーブ、実際の経過を分けて記録します。