占星術
全サインアスペクト
ぜんさいんあすぺくと意味
全サインアスペクトは、天体が入るサイン同士の関係を基準に、セクスタイル、スクエア、トライン、オポジションなどを判定する古典占星術の考え方です。天体の度数が離れていても、サイン同士が同じ関係にあればアスペクトが成立します。
解説
黄道十二宮では、一つのサインが30度を占めます。たとえば牡羊座から見ると、双子座と水瓶座はセクスタイル、蟹座と山羊座はスクエア、獅子座と射手座はトライン、天秤座はオポジションの関係です。古典占星術では、これらをサイン同士が互いを見る配置として説明しました。
全サインアスペクトでは、牡羊座1度の天体と蟹座29度の天体も、サイン単位ではスクエアです。一方、正確な90度からは大きく離れています。実際の解釈では、サイン同士の関係と度数の近さを別々に記し、同じサイン関係の中でも度数が近い配置を重視する方法があります。
隣り合うサインと、150度離れたサインは、セクスタイル、スクエア、トライン、オポジションの関係を作りません。古典占星術では、この関係を互いに見えない「アバージョン」と呼ぶことがあります。また、同じサインにある天体は共在とされますが、これを現代占星術の度数によるコンジャンクションと同じ範囲で読むかは流派によって異なります。