神話

カシオペヤ座

かしおぺやざ 別名:Cassiopeia・Cas・Seated Queen

意味

カシオペヤ座は、北天に見える五つの明るい星がW字またはM字を作る星座です。北半球の中緯度では地平線の下へ沈まない周極星座となり、秋から冬の夜は空の高い位置で探せます。

解説

星座が表すカシオペイアは、ケフェウス王の妻で、アンドロメダの母です。偽ヒュギヌスは、彼女が自分の美しさを海の精ネレイスたちより上だと誇ったため、椅子に座った姿で星座になり、空の回転に伴って仰向けに運ばれると記しました。別の古典資料では、この自慢が海神の怒りを招き、娘アンドロメダが海の怪物へ差し出される物語へ続きます。

現代天文学では、カシオペヤ座は天球上の領域名です。W字は地球から見た星の並びであり、同じ場所に集まった一つの集団を示すものではありません。恒星占星術でシェダルやカフを参照する場合は、王妃の物語と各恒星の位置・典拠を分けて確かめます。