象徴

子持ち銀河

こもちぎんが

意味

子持ち銀河は、りょうけん座の方向へ約2700万〜3100万光年先にある相互作用銀河M51です。正面を向いた大きな渦巻銀河NGC 5194と、その背後を通る小型の伴銀河NGC 5195が重なって見え、日本語名は大小の銀河を親子に見立てています。

解説

相互作用銀河とは、近くを通る銀河同士が重力で互いの形や星形成へ影響を及ぼす天体です。NGC 5195の潮汐力はNGC 5194のガスを圧縮し、二本の渦状腕を際立たせる要因の一つと考えられています。圧縮されたガスの中では新しい星団が生まれます。

ハッブルの可視光画像では、水素が光る星形成領域がピンク、若い星団が青、古い星が多い部分が黄に見えます。ウェッブ宇宙望遠鏡の赤外線画像では、温かい塵が細い筋として続き、新しい星団の放射や恒星風が周囲へ開けた空洞も現れました。画像の色は観測波長を見分けるための割り当てです。

シャルル・メシエは1773年にM51を記録し、ロス卿は1845年に大型望遠鏡で渦巻構造を描きました。当時は渦巻星雲と呼ばれ、遠方の銀河だと分かったのは20世紀に入ってからです。親子に似た輪郭は地球から見た重なりであり、二つの銀河は重力で作用し合う別々の天体です。

占いでこの組み合わせを手掛かりにするなら、共同事業で、双方が決める範囲、片方が握る資源、単独で進められる工程を分けます。親子関係という意味は日本語の愛称から広げた現代的な連想です。家族について読む場合は、当事者の年齢、立場、実際の関係を判断の中心に置き、天体の大小は画像の補助にとどめます。