象徴
りょうけん座
りょうけんざ 別名:Canes Venatici・CVn・Hunting Dogs意味
りょうけん座は、うしかい座が綱で引く二匹の猟犬を表す北天の星座です。学名はCanes Venatici、略符はCVnで、おおぐま座の南側に広がります。
解説
ヨハネス・ヘヴェリウスは17世紀にこの星座を設け、1690年刊行の『ウラノグラフィア』に二匹の犬を描きました。犬の名はアステリオンとカラです。うしかい座が熊を追う人物と見られたことから、近くのおおぐま座を追う猟犬として結び付けられています。
現在の天文学では、IAUが境界で定めた天域がりょうけん座です。この領域には最も明るく見える恒星コル・カロリや、子持ち銀河の名で知られるM51があります。犬の輪郭や綱の描き方は星図ごとに異なります。
追跡、忠誠、協力という占術上の読みは、二匹の犬とうしかい座の構図から広げた象徴解釈です。天文学上の位置や銀河の物理的性質とは根拠が異なります。