象徴

十二支・寅

じゅうにしとら

意味

寅は、十二支で子、丑に続く三番目の符号です。日本語では「とら」と呼び、年の呼び名のほか、月、時刻、方位を十二に分ける記号にも使われます。

解説

定時法の時刻表では、寅は三時から五時に当たります。方位は北の子から東回りに並べた十二方位のうち、北東より東へ寄った位置です。北東そのものは丑と寅の間を指す艮で、寅は艮からさらに東側に置かれます。節月では寅月を正月に置く夏正の方式があり、その境界は現代の暦日上の一月と異なります。

十二支の文字は、もとは月日などの順序を表す符号で、虎との対応は後から加わりました。中国美術では、虎は力や権威、勇気を表す題材として用いられてきました。占術で行動力や決断を読むのは、こうした文化的な虎像から広げた解釈です。人柄については、実際の選択や行動を材料に考えます。

後世の陰陽五行では、寅を木へ配する方式があります。木の配当と虎の象徴は、由来の異なる二つの層です。始動や伸長という読みを相談へ用いる時は、着手する作業と期限を決め、必要な協力も具体的にします。