象徴
十二支の方位
じゅうにしのほうい 別名:十二支方位・十二方位意味
十二支の方位とは、全方位を十二等分し、北の子から東回りに丑、寅と十二支を配する方位表現です。子が北、卯が東、午が南、酉が西に当たり、暦や古い地名、方位術の基準として使われてきました。
解説
一周を十二等分するため、一支の区分は三十度に相当します。四つの基本方位の間には二支ずつが入り、北から東へ丑、寅、東から南へ辰、巳、南から西へ未、申、西から北へ戌、亥と続きます。北東を丑寅、南東を辰巳、南西を未申、北西を戌亥と呼ぶ言い方は、この並びで隣り合う二支から生まれました。八卦では同じ四隅を艮、巽、坤、乾と表します。
子と午を結ぶ南北の線が子午線、卯と酉を結ぶ東西の線が卯酉線です。現在の地理や天文学でも子午線という名称は残っていますが、現代の方位角は北を零度として東回りに度数で示します。古い記録の十二支方位を地図へ移す時は、中心となる場所、各区分の境界、真北を基準にするかを先に定めると、言葉だけで方角を取り違えにくくなります。
暦や方位術では、十二支の方位に方位神や九星を重ねて吉凶を読む方法があります。これは方角を名付ける仕組みに占術上の規則を加えたものです。移動先や建物の安全性を判断する際は、距離、経路、防災情報、現地の条件を根拠にし、方位の吉凶は占術上の見立てとして分けます。