占い
中気
ちゅうき意味
中気は、二十四節気のうち雨水、春分、穀雨など一つおきに並ぶ十二の区切りです。立春、啓蟄、清明などの節と交互に置かれ、太陰太陽暦では月名と閏月を調整する基準になりました。
解説
現在の定気法では、各中気は、地球から見た太陽の黄道上の位置を表す視黄経が三十度の倍数となる瞬間に当たります。雨水は三百三十度、春分は零度、穀雨は三十度で、以後も三十度ずつ進みます。各中気の間には節が一つ入り、二十四項目は節と中気の交互配列です。
朔とは、太陽と月が天球上でほぼ同じ方向に並ぶ瞬間です。太陰太陽暦の一か月は、朔を含む日から次の朔の前日まで続きます。月の満ち欠けだけで月を並べると季節との関係が動くため、中気は月名を季節へ結び付ける役割を担います。基本の対応は、雨水を含む月が正月、春分を含む月が二月、冬至を含む月が十一月です。中気を含まない月が、閏月の候補になります。
定気法では中気の間隔が約二十九・五日から三十一・五日の範囲で変わり、一つの暦月に中気が二つ入る場合があります。天保暦の置閏法は、その例に対応するため、冬至・夏至・春分・秋分を含む月の月名など追加の調整規則を持っていました。こうした暦月の調整と、占術の節月境界は役割が異なります。節月を使う占術では、月の切替を中気の直前にある節へ置き、雨水を正月の中気、立春を正月節月の起点として区別します。天文学と暦法が定めるのは、到達時刻と月名の基準までです。吉凶は占術上の解釈に当たります。