タロット

正義

せいぎ 別名:Justice

意味

正義は、大アルカナXIで、事実、合意した条件、適用する基準をそろえて結論を出すカードです。Marminでは、当事者の立場が入れ替わった場合にも同じ基準を使えるか、判断の理由を説明できるかを検討します。

解説

札面では、冠を着けた人物が二本の柱の間に正面を向いて座っています。右手の剣は上へ掲げられ、左手には天秤があり、背後には赤い幕が張られています。ここまでが図像上の事実です。天秤を事情の比較、剣を裁定に結び付ける段階は、占術上の解釈に当たります。

ウェイトは正位置に公平、公正、誠実、執行、訴訟における正当な側の勝利を挙げました。逆位置には法務上の複雑さ、偏狭、偏見、過度な厳格さを置いています。現代の実占で使われる契約、説明責任、責任回避という語は、原典を現在の判断場面へ広げたものです。

相談では、記録、合意した条件、適用する規則、実際の行動を分けます。決定者、理由を伝える相手、再検討の条件、期限まで置くと、正しさの主張を検証可能な手順へ移せます。法的な争いでは、カードで勝敗や責任を決めることを避け、証拠を保全して資格を持つ専門家へ相談することが先です。