占星術
赤道座標
せきどうざひょう意味
赤道座標は、天の赤道を基準面にし、天球上の方向を赤経と赤緯で表す座標系です。赤経は原点から天の赤道に沿って東へ、赤緯は天の赤道から北または南へ測ります。
解説
天の赤道は、地球の赤道面を天球まで延長した大円です。赤経は0時から24時までの時間単位で表し、1時間が15度に相当します。赤緯は北をプラス、南をマイナスとして、天の赤道からの角距離を度で示す座標です。たとえば赤経6時・赤緯プラス20度なら、赤経の原点から東へ90度進み、天の赤道より20度北にある方向を指定できます。
一般的な西洋占星術の円形図でサイン位置を示すのは、黄道を基準にした黄経です。同じ天体位置も、座標変換を行うと赤経と赤緯で表せます。占星術では、赤緯の近い二天体をパラレルまたはコントラパラレルとして比較し、太陽の最大赤緯を越える天体をアウト・オブ・バウンズと分類します。これらは黄経上のアスペクトと異なる座標関係です。
地球の歳差と章動で基準となる赤道と分点が動くため、赤道座標には基準時刻が必要です。天体カタログのJ2000.0は2000年1月1日を基準にした位置を指し、観測日や作図日時の視位置とは値が異なります。ソフト間で比べる条件は、地心か観測地点基準か、J2000.0か日付基準か、平均位置か視位置かの三点です。それらを記録したうえで座標値を計算結果として読み、パラレルなどの意味付けは占術上の解釈として分けます。