占星術

赤緯

せきい

意味

赤緯は、天体が天の赤道から北または南へ何度離れているかを示す座標です。天の赤道は、地球の赤道を空へ延長したと考える基準線で、赤緯は地球上の緯度に似た役割を持ちます。

解説

天体が天の赤道より北にあれば北赤緯、南にあれば南赤緯と表します。数値では、北をプラス、南をマイナスとする表記も一般的です。赤緯は通常、天の赤道に沿った位置を示す赤経と組み合わせて、天球上の方向を定めます。

一般的な出生図で目にするサインの度数は、黄道に沿って測る黄経です。赤緯は天の赤道を基準にするため、黄経や黄緯とは別の座標になります。同じサイン度数に近い天体でも、赤緯まで同じとは限りません。

占星術では、二天体の赤緯が同じ側で近い配置をパラレル、北と南に分かれて絶対値が近い配置をコントラパラレルと呼びます。また、天体の赤緯がその時代の太陽の最大赤緯を越える状態は、アウト・オブ・バウンズと呼ばれます。いずれも黄経アスペクトとは別に計算する技法です。