神話
さいだん座
さいだんざ 別名:Ara・Altar意味
さいだん座は、さそり座の南にある南天の星座です。天の川の濃い領域と重なり、球状星団NGC 6397や散開星団IC 4651などがこの領域に見えます。
解説
「祭壇」は、神への供え物や祭儀に用いる台です。さいだん座は古代から知られた星座で、偽ヒギヌスの『天文詩』には、ゼウスの側の神々がティタン神族と戦う前に供え物をし、同盟を結んだ祭壇とする説が記されています。これは星座の図像を説明する伝承であり、天域にある星団の成り立ちを説明するものではありません。
現代の天文学では、さいだん座は天球上の境界を定めた領域名です。占星術で「誓約」や「奉献」という象徴を採る場合は古代の祭壇伝承に基づく解釈であり、恒星や星団の物理的な性質とは分けて考えます。