神話
りゅう座
りゅうざ 別名:Draco・Dra・Dragon意味
りゅう座は、おおぐま座とこぐま座の間を曲がりながら北極付近へ続く、大きな北天の星座です。現在の天文学では境界で定めた天域を指し、恒星トゥバンとエルタニンを含みます。
解説
偽ヒュギヌスは、有力な由来として、ヘーラーの園で黄金のリンゴを守る竜を挙げています。ヘーラーは娘たちがリンゴを取るのを防ぐため竜を番人にし、英雄ヘーラクレスがその竜を倒しました。竜がヘーラクレスの功業を生む役目を果たしたため、ヘーラーが星空に置いたという説明です。別の説では、巨人族がアテーナーへ投げた竜を、女神がつかんで天の軸近くへ投げ返したとされます。
トゥバンは約4700年前、地球の自転軸の北端に近く、当時の北極星にあたりました。現在は歳差によって北極星がポラリスへ移っています。占星術で守護や境界へ結び付ける場合は、竜の神話に由来する解釈と、恒星の実際の位置を混同しません。