占星術
天秤座
てんびんざ 別名:Libra意味
天秤座は、トロピカル方式の黄道十二宮で、春分点から180度から210度までの30度区間に付けられた第七のサインです。風のエレメント、活動宮、金星をルーラーとする分類を持ちます。天空のてんびん座と同じ名でも、占星術の区間と天文学の星座領域では境界が異なります。
解説
トロピカル方式は春分点を牡羊座0度とし、黄道を等しい30度の区間へ分けます。その七番目が天秤座で、始点は秋分点に当たります。一方、天文学上のてんびん座は、国際天文学連合が境界を定めた空の領域です。黄道十二星座の領域は、星ごとの境界に沿って広さが変わります。出生図の天秤座は春分点を基準にした区間、夜空のてんびん座は星の位置で定めた領域を指します。
プトレマイオスは『テトラビブロス』で、天秤座を秋分から始まるサインと説明し、金星の住居へ割り当てました。また、双子座、天秤座、水瓶座を一つの三角形にまとめています。17世紀のウィリアム・リリーは、この三つを風の三区分に数え、天秤座を活動宮と記しました。風、活動宮、金星という組み合わせは、占星術の分類です。
占星術では、風を言葉や考察、活動宮を働きかけの始まり、金星を価値や関係に結び付けます。天秤の図像も比較や釣り合いを連想させるため、対話、交渉、合意へ意味が広がりました。これは占術上の解釈です。出生図では、天秤座にある天体、その天体が入るハウス、ほかの天体とのアスペクトを順に見て、何を誰と調整するのかを具体化します。