神話

うしかい座

うしかいざ 別名:Boötes・Boo・Herdsman

意味

うしかい座は、春の北天に見える星座で、明るい恒星アークトゥルスを含みます。北斗七星の柄のカーブを南へ延ばすと見つけられ、さらに延長するとおとめ座のスピカへ届きます。

解説

「うしかい」は牛や荷車を導く人を指します。北斗七星は古代に車にも見立てられ、その近くを回るこの星座が車を追う人物として捉えられました。別名のアークトフィラクスは「熊の番人」を意味し、おおぐま座との位置関係を表しています。

偽ヒュギヌスの『天文詩』には、熊となった母カリストを追う息子アルカスとする説、葡萄酒を人々へ伝えたイカリオスとする説が記されています。どちらか一人に決まった星座ではありません。現代天文学では空の領域名であり、占星術でアークトゥルスを読む場合は、その恒星の位置と典拠を個別に確かめます。