占星術
デネボラ
でねぼら 別名:Denebola意味
デネボラは、しし座β星に付けられた固有名です。IAUの一覧では実視等級2.14、スペクトル型A3Vaの白い主系列星で、春の大三角の一角として見つけられます。
解説
主系列星とは、中心部で水素の核融合を続ける段階の恒星です。デネボラは脈動によって明るさが変わる、たて座δ型変光星にも分類されています。周囲には、暖かい塵の帯と、その外側に広がる低温の塵から成る残骸円盤が観測されています。
Denebolaは、アラビア語で「獅子の尾」を意味する語に由来します。中世の文献で綴りが変化し、現在の名になりました。しし座を獅子の姿に見立てると、デネボラは胴体から離れた尾の先に位置します。
プトレマイオスの『テトラビブロス』は、獅子の尾にある明るい星を土星と金星に似ると記しています。これはデネボラに当たる星への古典占星術上の分類です。脈動や残骸円盤という観測事実とは、別の体系に属します。