占星術

獅子座

ししざ 別名:Leo

意味

獅子座は、トロピカル方式の黄道十二宮で、春分点から120度から150度までの30度区間に付けられた第五のサインです。火のエレメント、固定宮、太陽をルーラーとする分類を持ちます。天空のしし座と同じ名ですが、占星術の区間と天文学の星座領域では境界が異なります。

解説

トロピカル方式は春分点を牡羊座0度とし、黄道を等しい30度の区間へ分けます。その五番目が獅子座です。一方、天文学上のしし座は、国際天文学連合が境界を定めた空の領域で、十二星座それぞれの広さに差があります。しし座には鎌や反転した疑問符に見える星の並びがあり、その下端の星がレグルスです。名前は共通していますが、出生図の獅子座は春分点を基準にした30度区間、夜空のしし座は星の位置で定めた領域を指します。

プトレマイオスは『テトラビブロス』で、獅子座を牡牛座、蠍座、水瓶座とともに「固い」サインへ分類し、太陽の住居に割り当てました。17世紀のウィリアム・リリーも、獅子座を火の三区分と固定宮に数えています。固定宮という名称は、季節の性質が定着する時期に置かれたという古い説明に基づきます。ここでいう「固い」は季節区分を示す占星術用語で、天体や星座の物理的な性質とは異なる分類です。

占星術では、太陽の支配、火、固定宮という三つの分類から、自己表現を続ける力、誇り、中心となって役割を引き受ける姿勢へ意味を広げます。この結び付けは占術上の解釈です。出生図では、獅子座にある天体が何を表すか、その天体が入るハウスでどの領域に現れるか、ほかの天体とのアスペクトで働き方がどう変わるかを順に見ます。